リノベーションとリフォームってなにが違うの?

  • 投稿日:2022年 9月30日
  • テーマ:その他

はじめに

リノベーションという言葉は多くの人が知っていると思います。しかし意味や定義を聞かれるとなかなか説明は難しいですよね。
リフォームの親戚みたいな認識の人も多いのではないでしょうか?どちらも住居に対して何らかの工事をすることを指す部分では同じですが、その内容は異なります。

リフォームはザックリ説明すれば、お住まいの原状回復を意味します。例えば年月が経ち劣化した壁紙や床材を張り替えたりすることです。破損した部分の補修などもリフォームですね。
それに対してリノベーションは住まいをより快適な居住空間にグレードアップさせることを指します。住む人の様々なニーズに合わせ、間取りの変更や最新の住居設備の設置などを行います。

今回は違いを説明できそうで、できないリフォームとリノベーションの違いをご案内します。

リフォームとリノベーションを比べてみよう

意味

リフォーム
前の項目でもリフォームは原状回復を意味すると説明しましたが、要するに老朽化した部分を改修し、新築だった頃に近い状態に近づけることです。

リノベーション
お住いのグレードアップですね。主に既存の建築物に改修を加え、価値を高めることを表します。
中古物件を購入後、間取りや配管を工夫することで自分好みの家にしたり、家族の増減などで暮らしやすい住まいに作り替えたい場合などに活用されます。

工事の規模

リフォーム
主な例としては壁紙(クロス)の貼り替え、キッチンやユニットバス設備の交換、外壁の塗り替えなどです。リノベーション比べると工事の規模は小さめなのでハードルは低めです。

リノベーション
主な例としては間取りの変更などでしょうか。他にも水道管や排水管の変更など大規模な改修が該当します。
また、内装や壁、屋根などをすべて取り払い、建物の躯体構造のみ(スケルトン状態)にしてからリノベーションをする『フルリノベーション』も注目されています。もちろん更に大規模な工事となります。

その他

住宅設備(空調・電気・ガス・水等の設備)の場合、設備を元の状態に戻すのであればリフォーム、より性能が良いものに改修するのであればリノベーションとなります。

ちなみにリノベーションと似ている言葉として、『コンバージョン』がありますが、コンバージョンとは、改装によって賃貸オフィスから賃貸住宅にするなど、建物の用途そのものを変更することなので、リノベーションとは異なるものです。

それぞれを比べたメリットとデメリットは?

リフォームのメリット

工事の期間が短め
リフォームはリノベーションに比べて工事の規模が小さく表面的な工事が多いため、短期間で工事が終了する傾向があります。
工事期間の目安としては、トイレ交換の場合で数時間から1日程度、ユニットバス交換の場合で3~4日、畳からフローリングへの変更(6畳の場合)なら1日程度です。
このように、リフォームは数時間から数日程度、長くても大体1ヵ月程度で完工するためスムーズに入居が可能です。そして、リフォームは改修規模が小さいので、一般的にはリノベーションほど多額の費用はかかりません。

完成のイメージは簡単
リフォームは基本構造を変えずに、部分的な修繕のみで新築状態へ戻す工事であるため、完成後の状態をイメージすることが容易です。リノベーションのように間取りや配管の位置が変わるほどの修繕はしないので、家具の配置や生活動線にはあまり影響せず、施工後も今まで通りに過ごせます。
今までの家がお気に入りで雰囲気を残したい場合や、わざわざ大きく変えるほど現状困っていない場合は、大きな工事をしないリフォームがおすすめです。

リフォームのデメリット

設計の自由度は低め
リフォームのおもな内容は設備の交換や、内装の修繕などです。大きな修繕ではないので、設計の自由度はリノベーションほど高くありません。
せっかく改修するのだからといろいろ考えても、できることが限られているので、現実的には施工することが難しい可能性もあります。

デザイン性は変更しにくい
基本的にリフォームは一部分のみを変更・修繕するので、デザイン性は変更しづらく、リフォームをした部分としていない部分で統一感が失われてしまう可能性があります。

リノベーションのメリット

設計の自由度が高い
配管や水回り設備、間取りなどに大規模な改修を行うため、自身の利便性に合わせて設計が可能です。家族構成やライフスタイルが変わったタイミングで住居を作り替えたいのであれば、リノベーションを検討するといいかもしれませんね。
間取りや大幅な内装の変更ができるので、デザインに自分の好みを大きく反映できるのも良ポイントですね。

物件選択肢が広い
自分が住みたい家を探そうとしても新築や築浅物件だけに絞って探していると、物件数に限りがあります。しかし、築古物件をリノベーションすれば住みやすい住環境を作ることが可能です。リノベーションをすることを想定し、築古物件も含めた物件探しをすることで、より選択肢は広がります。
立地を重視して探せるのは助かりますね。

リノベーションのデメリット

工事費用が高くなることが多い
リフォームよりも工事が大規模になるため、多額の費用が必要です。フルリノベーションを希望するような場合はさらに工事範囲が大きくなり、当然工事費用も高額となるでしょう。
築古物件を新築より安く購入できたとしても油断は禁物です。修繕箇所が大規模になれば、想定以上の費用がかかる可能性があります。リノベーションをする際は、工事費と物件購入費のバランスを考えることが大切です。

工事の期間が長め
リノベーションは工事の規模が大きいため、工事期間もリフォームに比べると長くなります。
フルリノベーションをする場合は、マンションなら2~3ヵ月、一戸建てなら3~4ヵ月が目安です。物件を手に入れてからフルリノベーションをするのであれば、設計をする期間としてさらに1~2ヵ月くらいは計算に入れておくと良いでしょう。
また、工事期間が長いため、仮住まい費用の準備も必要となる場合もあるので注意しましょう。

リフォームもリノベーションも作新建装で!

今回はリフォームとリノベーションについて簡単に比較させていただきました。
「ウチの場合はリフォームかな?」「家族が増えたタイミングで引っ越しを考えてるから、リノベーションを考えてみようかな?」などイメージが膨らめば幸いです。
作新建装ではリフォーム・リノベーション共に幅広い施工実績がございますので、きっとお客様が理想とするご提案ができると思います。

作新建装には多数の有資格者が在籍しており、技術力や専門性の高さに自信をもっております。内装や水まわり、増改築などの各種工事が依頼できる業者をお探しであれば、ぜひ株式会社作新建装にお声掛けください。当社は丁寧な説明、明快なお見積り作成、誠意を持った施工で皆さまのご期待にお応えします。


お問い合わせはこちら



はじめにお読みください 作新建装 習志野
無料相談会 作新建装
無料相談会 作新建装
  • リフォームのポイント 習志野 作新建装
  • お支払い方法について 作新建装 習志野
  • 無料相談会 作新建装 習志野
  • リフォームのポイント 習志野 作新建装
  • お支払い方法について 作新建装 習志野

    理想の暮らしを実現いたします。

  • 外構・エクステリアでお困りの方はこちらから
  • 外壁・屋根でお困りの方はこちらから